先生と私のｵﾓｲﾃﾞ

「あっ、そーなんですか。」
私は下を向いたままそう、冷たく言い放った。すると、案の定先生は驚いた顔をしていた。きっと先生の予想では

ごめんなさい。私が悪かったですって言ってもらえると思っていたはず。でも、今回ばかりは許せなかった。先生もつかさも…

だから、私は冷たく言ったのだ。
すると、先生の口から
「あんな、かのん、おれかのんの事信じとったんやで！？」

そう、告げられた。