「ていうか俺好きな人いない」
「じゃあなんで紅子にアプローチかけてんの?」
ホットココアにのったたっぷりの生クリームを、溶けてしまう前に一口食べる。
「好きじゃなくても仲良くなりたいとは思うよ」
修二はクリームあんみつを見たままで、希和の方を見ようともしない。
「彼氏いる人に近づこうとしたって無理じゃん。っていうか問題ありまくりだよ」
「希和さんが冬生くんに近づくっていうのと同じことなんじゃないの」
急に下の名前で呼ばれ、希和は面食らった。
「私の場合は好きだから。浜安君と違う。」
固い声で希和は言った。
修二は黙ったままだ。
早いところこの場から立ち去りたいのに、ココアは熱々でなかなか飲み進められない。
ここで淹れたてのココアをそのままにして立ち去れるような性格なら、自分の人生はもう少し違っていただろう。
希和はそんなことを考えながらココアをすすり続けた。
「じゃあなんで紅子にアプローチかけてんの?」
ホットココアにのったたっぷりの生クリームを、溶けてしまう前に一口食べる。
「好きじゃなくても仲良くなりたいとは思うよ」
修二はクリームあんみつを見たままで、希和の方を見ようともしない。
「彼氏いる人に近づこうとしたって無理じゃん。っていうか問題ありまくりだよ」
「希和さんが冬生くんに近づくっていうのと同じことなんじゃないの」
急に下の名前で呼ばれ、希和は面食らった。
「私の場合は好きだから。浜安君と違う。」
固い声で希和は言った。
修二は黙ったままだ。
早いところこの場から立ち去りたいのに、ココアは熱々でなかなか飲み進められない。
ここで淹れたてのココアをそのままにして立ち去れるような性格なら、自分の人生はもう少し違っていただろう。
希和はそんなことを考えながらココアをすすり続けた。


