「別に。元気いっぱいですけど。いただきまーす」
希和は何気ない風を装ってイチゴシェイクを一口飲んだ。
久しぶりに飲むシェイクはひんやりして甘酸っぱく、美味しかった。
「やっぱ紅子って可愛いわ。彼氏途切れないのもうなづける。」
「なんで途切れないの?」
修二が不思議そうに聞く。
「知らなーい。やっぱ可愛いし性格も明るいし親しみやすいから男友達いっぱいいるじゃん。そのなかで紅子を狙ってる子が何人もいるんじゃない?」
「それキープじゃねえか」
修二はつまらなさそうに言ってフライドポテトを加える。
「ずいぶん偏見に満ちた言い方だね浜安君。」
非難めいた口ぶりをしつつも、どことなく希和は『キープ』という表現に奇妙な満足感を覚えた。
希和は何気ない風を装ってイチゴシェイクを一口飲んだ。
久しぶりに飲むシェイクはひんやりして甘酸っぱく、美味しかった。
「やっぱ紅子って可愛いわ。彼氏途切れないのもうなづける。」
「なんで途切れないの?」
修二が不思議そうに聞く。
「知らなーい。やっぱ可愛いし性格も明るいし親しみやすいから男友達いっぱいいるじゃん。そのなかで紅子を狙ってる子が何人もいるんじゃない?」
「それキープじゃねえか」
修二はつまらなさそうに言ってフライドポテトを加える。
「ずいぶん偏見に満ちた言い方だね浜安君。」
非難めいた口ぶりをしつつも、どことなく希和は『キープ』という表現に奇妙な満足感を覚えた。


