横にずれて受け渡し口でお待ちください。といわれ、指示された場所で待っていると、冬生が注文する声が聞こえてくる。
「ガーリックバターポテトのMと、あと和梨のシェイクのSを二つ、持ち帰りで」
持ち帰りで。
持ち帰り、持ち帰り、お持ち帰りか~
どっちかの家で二人で仲良く食べるんかーい。
「お待たせしました。ポテトMとイチゴシェイクSのお客様!」
口角を思い切りあげた笑顔の店員が、トレイを差し出す。
「あ、そしたら希和、浜安君また明日ね!」
紅子が振り向いて笑って手をふる。冬生はお会計中。
希和も力なく手を振り返し、修二も軽く会釈した。
「なんか元気ないけど、どしたの」
席に座った瞬間修二が聞いてくる。
「ガーリックバターポテトのMと、あと和梨のシェイクのSを二つ、持ち帰りで」
持ち帰りで。
持ち帰り、持ち帰り、お持ち帰りか~
どっちかの家で二人で仲良く食べるんかーい。
「お待たせしました。ポテトMとイチゴシェイクSのお客様!」
口角を思い切りあげた笑顔の店員が、トレイを差し出す。
「あ、そしたら希和、浜安君また明日ね!」
紅子が振り向いて笑って手をふる。冬生はお会計中。
希和も力なく手を振り返し、修二も軽く会釈した。
「なんか元気ないけど、どしたの」
席に座った瞬間修二が聞いてくる。


