楽しそうに笑いあう紅子と冬生に軽く嫉妬しつつも、希和はからかうような口調でいうと、
「えへへ、希和こそどうしたの?珍しい組み合わせだねえ」
紅子も大きな目をわざとらしく見開いて聞いてくる。
希和はどう説明しようか一瞬迷ったが、
「あ、新しい味のフライドポテトあったよ。ガーリックバター味。冬生が食べたがってたやつ」
紅子はすぐに恋人との会話に夢中になったため、説明の必要はなくなった。
(ほんと仲良しだなあ)
冬生とは結局一言も交わせなかった。
「ねえ、磯井さんイチゴシェイクでいいの?」
修二の声でふと我にかえる。
うしろのカップルに気を取られているうちにいつの間にか順番が来ていたようだ。
「う、うん。サイズはSで」
「じゃあフライドポテトのMとイチゴシェイクのSください。店で食べます。」
「えへへ、希和こそどうしたの?珍しい組み合わせだねえ」
紅子も大きな目をわざとらしく見開いて聞いてくる。
希和はどう説明しようか一瞬迷ったが、
「あ、新しい味のフライドポテトあったよ。ガーリックバター味。冬生が食べたがってたやつ」
紅子はすぐに恋人との会話に夢中になったため、説明の必要はなくなった。
(ほんと仲良しだなあ)
冬生とは結局一言も交わせなかった。
「ねえ、磯井さんイチゴシェイクでいいの?」
修二の声でふと我にかえる。
うしろのカップルに気を取られているうちにいつの間にか順番が来ていたようだ。
「う、うん。サイズはSで」
「じゃあフライドポテトのMとイチゴシェイクのSください。店で食べます。」


