大学の敷地内から出ると、賑やかな大通りに出る。
希和と修二は自転車から降りて押して歩き始めた。
ファストフード店の前を通るとアップルパイのいい匂い。
「おなかすいたね。」
「寄ってく?お礼になんかおごらせて。」
「え、いいの?なんか申し訳ないね。イチゴシェイク飲んでもいい?」
希和はそこまで言ってふと考える。
いくらお礼だからってそこまで親しくない相手におごってもらっていいのかな?
修二は希和にお構いなしに店に入っていったので、希和は慌てて自転車に鍵をかけ追いかけた。
店内は部活帰りの中高校生でごった返していた。
「あれ?希和に浜安君じゃん!おつかれ!」
注文の列に並んでいると、急に聞きなれた声に後から話しかけられた。
振り向くと、
「あれ、紅子!と、冬生だ。おデートですかい?」
希和と修二は自転車から降りて押して歩き始めた。
ファストフード店の前を通るとアップルパイのいい匂い。
「おなかすいたね。」
「寄ってく?お礼になんかおごらせて。」
「え、いいの?なんか申し訳ないね。イチゴシェイク飲んでもいい?」
希和はそこまで言ってふと考える。
いくらお礼だからってそこまで親しくない相手におごってもらっていいのかな?
修二は希和にお構いなしに店に入っていったので、希和は慌てて自転車に鍵をかけ追いかけた。
店内は部活帰りの中高校生でごった返していた。
「あれ?希和に浜安君じゃん!おつかれ!」
注文の列に並んでいると、急に聞きなれた声に後から話しかけられた。
振り向くと、
「あれ、紅子!と、冬生だ。おデートですかい?」


