「ええぇー何々!?知り合い??」


桜田と、椿の友達が騒ぎだす。


「もちろん。だって俺は、都の………」


「わぁーわぁーわぁー!!椿っ!あっ最近どぉ?元気だった?」


焦る私。


微笑む椿。


あーこの、人を見下す、余裕たっぷりのこの感じ。


全然変わってない!!



嫌みな男。


椿は高校生の時からこんな感じだったよ。


そんな嫌な男だったのに。


私は椿が好きだった。



「……都、まだ結婚してないんだね。進藤のまま。高校生の時に25までにって言ってたよね。」



おい。こいつまじで最低!!


人が気にしてる事をっ!


今すぐこの重い引き出物をぶつけてやりたい。


なんなら、思いっきり脚を踏んづけてやりてぇ!!