駅に向かっていた



洋介と出会った駅、洋介と再会した駅



いつもどおりに改札口に定期を入れて歩いていた




そんな時、、、、、



ホームに洋介が居た。でもその横には誰かがいた



わたしの心は次第にくもっていく・・・



しかも、その横にいたのは有香だった。


私はこの時に気付いたんだ、有香が言ってた好きな
人は洋介なんだって・・・



だって洋介の横にいた有香は凄く嬉しそうだったから



この時に決めた洋介のことは諦めようって・・・



せっかく出来た友達を手放したくなかったんだ・・・




私はその場に座り込み声を押し殺して泣いた



「学校行きたくないな・・・」



そんな事を言いながらも体は正直で足は学校に向かっていた


教室に入ると、有香はまだ来ていなかった



急いで化粧を直し有香が来るのを待っていた



この時に気付いた、私には友達が有香しかいないんだって。


しばらく経つと有香が来た、有香の顔を見るとまた涙がこみ上げてきた


「さ~な!!おはよう☆元気ないね!?どうした?」


「おはよ、、、何にもないよ!!」


頑張って元気に振舞ったけど余計悲しくなった