「美琴!おはよう!」


『おはよう。一樹。』


「今日も可愛すぎ。監禁して、誰の目にもさらせたくないな。」


なんて、怖い事を言いながら私のウィッグの髪を触る
幼馴染。


ちょっと、愛し方が狂ってる幼馴染です。
容姿は……黒髪に漆黒の瞳。純和風のくっきりとした顔。イケメンなのです。
私に、釣り合わない…そして、周りの視線がウザい。


『ちょっと、一樹。怖い事を言わないで。』


「まぁ、この黒髪のウィッグは似合わない。
美琴は、金髪が似合ってる。」


甘い。
甘すぎる!朝から、イチャコラと…
まぁ、私達は付き合ってないんですけどね?


『はぁ。一樹…学校行くよ。』


「美琴、好きだよ。いつになったら、付き合ってくれるの?」


『え…えっと…あの…が…学校遅れるよ!』


「ふふっ。まぁ、見逃してあげるよ。
さぁ…学校行くよ。」