「お、もうメール来た。 しかもユージとYUKI、ほぼ同時っ」
「な、なんて書いてあるの……?」
「二人とも似たような文章だよ。 んーっとな、『サクラになんかしたら許さない』って感じのやつ。 ……つーか俺、どんだけ信頼ないんだか」
苦笑気味に笑ったフジヤマは、ベンチに座りながらメールを打っていく。
「リアルの俺はアホみたいに優しい男なのになぁ?」
「……優しいっていうか、ただのアホだよ」
「あははっ、サンキュー」
サンキュー……って、私、誉めてるわけじゃないんだけどなぁ……。
なんて思ってる時に、私の携帯にもユージとYUKIからメールが届いた。
【なんでフジヤマと一緒なんだよー。 そういうの俺も誘ってよ(笑) つーか、フジヤマと二人きりとかすげー心配。 フジヤマは友達だけどさ、やっぱ大人の男なわけだし?】
そう言ってきたのはユージだ。
……うん、ごめんね。
私も一緒に来る気はなかったんだけど、気付いたら一緒にここまで来てたんです……。
とりあえず、【何もされてないから大丈夫!! なんかあったら即通報するからっ!!】って返しておこう。



