……ハァ……やっと嵐が去った……。
「……皆様、うちの母が大変失礼しました……」
もうね、それしか言えないよね。
ほんっとにお母さんってば、空気が読めなくてイヤになるよ……。
「サクラの母ちゃん、すっげぇなーっ」
「……ほんと うるさくてごめんね……」
「いやっ、マジで凄いわっ。 俺を見て「成人してるのキミだけ」っつってたぞ? やべぇっ、YUKIのこと成人じゃないって見抜いてたっ!!」
……え、そこっ?
フジヤマにとっては そこが1番重要っ?
「サクラの人見知りの原因は、十中八九お母さんにあるね」
「あ、俺もそう思う。 お母さんがすっごく元気だから、ウメちゃんは上手く自分を出せなくなったんだと思う。 ……って、俺の家も似たような感じだけどね」
「ユージのお母さんも、サクラのお母さんと似たタイプ?」
「うん、同類だね。 二人が会ったら、5時間くらい平気で喋りっぱなしだと思うよ」
「あはは、楽しそうでいいじゃん。 うちの親も割りと喋る方だけど、サクラのお母さんを見たあとだと霞んじゃうなぁ」
……と、YUKIとユージは二人で楽しそうに話してる。
はい、フジヤマの話は完全無視っ。
まぁフジヤマはフジヤマで、一人で盛り上がってるから気にしてないみたいだけどね。



