「じゃあみんな、ゆっくりしてってねー!! あっ、不純異性交遊はダメよっ!? えーっと、沢口くんっ!! 何かあったらキミっ、警察に突き出すからねっ!!」
「俺だけっ!?」
「見たところ、成人してるのキミだけだからねっ!! それにキミが1番怪しいっ!!」
「いやほんと怪しくないですって!! つーかさっき“お母さん”って聞こえたんですけどっ、もしかしてサク…佐久間 梅さんのお母さんっ!? 少し歳の離れたお姉さんだと思ってました!! すみませんっ!!」
「あははっ!! そこ謝られると微妙な気分になるから謝らないでねっ!!」
楽しそうに笑いながら、お母さんはフジヤマの背中をバシッと叩いた。
「沢口くん、変な人だって言ってごめんねっ。 年長さんだから、みんなのまとめ役なんでしょう? これからも頑張ってねっ!!」
「あっ…はいっ!!」
「雪村くんっ、沢口くんのフォロー大変だと思うけどよろしくねー!! あぁ木瀬くんっ、娘をお願いねっ。 ほんっとにお願いねっ!!」
それぞれに言葉をかけたあと、お母さんは最後に私を見て微笑んだ。



