YUKIもこういう流れになることを予想してたみたいで、フジヤマの言葉のあとにクスクスと笑い始めた。
「本当にフジヤマは、単純馬鹿で面白い人だね」
「おう、YUKIちゃんナイス誉め言葉っ」
「いや、誉めてないから」
フジヤマにハッキリと言うYUKI。
だけどフジヤマは「素直になれよー」なんて言いながら、けらけら笑ってる。
そしてそんな二人の会話にユージが乱入してきて、また話はゴチャゴチャに。
ほんっとにもう、この人たちは……最高に面白い。
「サクラ。 俺一人じゃ馬鹿二人の相手は無理っ」
……YUKIの口から放たれた言葉は、チャットの中で『女子大生のYUKI』がよく言っていたものだ。
今はもうチャットに現れなくなった『女子大生のYUKI』。
だけどそれでも、YUKIはここに居る。
ちゃんと私たちのそばに居る。
「……あぁもうどうしようっ、やっぱりみんながそばに居るとすっごく楽しいねっ」
と、今までの話を完璧に無視して言葉を放った。
だって本当にそう思ったんだもん。
みんなと一緒に居ると、本当に本当に楽しい。
……幸せだな、って心から思うんだ。



