「おっ、お待たせしましたっ……!!」
「いえいえ、全然。 こっちこそ急に押し掛けてごめんね」
「ううんっ、平気……!!」
ハァハァと息を切らしてる私に、ユージは微笑んだ。
あぁユージだ……本当にユージが居る……。
「なんか買ってこようか、喉渇いたっしょ?」
「あ、ありがとう……私ちょっと、足が…ガクガクしちゃって……」
「あはは、ヒッキーが無理して走るからだよ。 ここで待ってて、すぐ戻る」
「……お願い、します……」
……私どんだけ運動不足なんだ……。
少し走っただけでハァハァしてるし、足はガクガクだし、頭はフラフラしてるし。
……もうね、すっごく疲れた。
たまには運動しなきゃまずいね……。
「……フゥ。 よし、なんとか息切れは大丈夫になった。 足はまだガクガクしてるけどね……」
そう呟いた時、ユージがコンビニの中から戻ってきた。
買ってきたのは、さっきユージが飲んでたのと同じスポーツドリンクだ。
「何がいいのか聞くの忘れたから、とりあえず熱中症対策な飲み物にしました」
「あ、うんありがとうっ。 普通に嬉しいよっ」
「そっか、よかった」
ホッとした顔のユージは、私の隣に並んで自分のスポーツドリンクを飲み始めた。
……あ、どうしよう。
疲労はなんとか大丈夫になったけど、すっごく緊張してきた。
だって私とユージ、今は二人きりだもんね……。
──『俺、サクラが好きだよ』
……って!!
こんな時にユージの言葉を思い出しちゃった……!!



