それから髪を直して、日焼け止めを塗って、カバンに財布と携帯を突っ込み、玄関で靴を履く。
お父さんもお母さんも仕事で居ないから、『行ってきます』という挨拶はなしに家を出る。
玄関の鍵をかけて、いざ近所のコンビニへ!!
「……ヤバッ、15分経ってる!!」
ユージ、もう着いてるかなっ……!?
「急がなきゃっ……」
コンビニへと続く坂道を、駆け足で下りていく。
……いやいやいやっ、駆け足ヤバいっ。 絶対転ぶっ!!
ここで転んだら普通に死ぬっ!!
「し、慎重に行こう……」
走らない程度の急ぎ足で、坂を下る。
1分、2分、3分……。
あぁもう、なんでこういう時ばっかり時間が早く過ぎていくんだっ……。
「あと少しっ……」
よしっ、ようやくコンビニに到着っ!!
「ユージっ」
コンビニの外の、僅かな日陰スペース。
ユージはその場所に立って、スポーツドリンクを飲みながら私を待っていた。



