「……」
YUKIからの手紙を読み終えて、小さく息を吐き出す。
「……これ、会ってる時に読みたかったな……」
そうすれば、その場で色々な話が出来たはずだから。
手紙にあった通り、確かに『ユキ』と『YUKI』の区別は、口頭だと難しいけどね。
でも……『サクラに話したいことがいっぱいいっぱいある』なんて書いてあったら、もっと話したかったなって思うよ。
……もっと一緒に居て、色々なことを話したかった。
例え はぐらかされてしまっても、それでもきっと、YUKIは“何か”は話してくれたと思うから……。
「……私、全然話せなかったな……」
人見知りの自分としては、かなり話したつもりだ。
だけど、それでも全然足りなかったと思う。
……もっと話したかったな。
もっとYUKIの話を聞いてみたかった。
だけど、そう思っても もう後の祭り……。



