重罪恋愛

「やぁ、こんにちは。君が聖那ちゃんだね」



真っ直ぐとあたしの目の前に立ち、言った。



「はい…」



「雪音がお世話になってるね。俺は作並ハルト。この通り目が見えないんだ、悪いね」



「いえ、そんな」



「さぁ、座って」



「はい。ありがとうございます」



あたし達は椅子に座る。



「お茶を出すよ」



そう言って、彼はお茶の用意をする。



目が見えないのによく動けるよなぁ。



すごい…。