「わぁ、綺麗な海がある!」 みんなとバイク(あたしはユッキーの後ろに乗った)で随分と遠くまできた。 着いたところは綺麗な海が広がっていた。 「聖那、あそこがあの人の住む家」 ユッキーがポツンと1つある小さな家を指さした。 「なんかかわいい家だね。ね?ゆづ」 「………えっ、あ…うん!そうだね!すっごく可愛いよねっ♪」 なんか、みんなの様子が朝からおかしい。 何かあったのかな。