ある日、屋上で彼女がいない時に彼らは話していた。



「そろそろ、聖那にあの人を会わせようと思う」



「本当に?雪音…」



アキが言う。



「ああ。あいつも段々と心を開いているようだし…それに、椿が動き出している」



「えっ、嘘でしょ」




「もしか、して…聖那が学校に来なかったときに話していた人…って…」