重罪恋愛

「そっか。本当に幸せそうに、君は話すね」




「うん…」




「羨ましいな。やっぱり雪音は人を幸せにできる力を持っているんだな。小さい頃から俺はあいつにかなわなかった。勉強も運動もみんなからの信頼性も。いつも雪音の周りにはたくさんの人がいて、手に及ばなかった。…全部俺より先に行っちゃうんだよ。俺がどんだけ努力しても、結局はあいつが前に立ってる。俺が欲しいもの全部持ってるんだ。本当にすごい奴なんだよな…」



「どうして?あなたもすごいよ」



「えぇ?どこが?(笑)」



「だって、そしたらあなたはすっごい努力家ってことでしょ?努力って難しいのにあなたはユッキーに追いつこうとたくさんたくさん努力してきたんだよね。それって、簡単にできることじゃないよ!だから、少なくともあたしはあなたのことすごいって思う!」




「……クス、(ボソッ)やっぱり変わらないね、君は…」




「え?」



今なんて言ったんだろう?