重罪恋愛

「…それって…」



_____ヒュー…ドンドン



花火がまた上がった。




「わぁ!!すごい!1番綺麗だねっ」



「あ、あぁ」



「実はね、あたし、花火見るの初めてなの!花火って本当に綺麗なんだね」



「そっか…聖那、」



花火を見ている中で、ユッキーがあたしの腕を掴んだ。



「ユッキー?どうしたの?」



「俺、さ…あんたが、、あんたが笑顔でいられるように守りたいんだ」



「ユッキー…?」



「あんたがいきなりいなくなったりしたら…すげぇ、心配した。あんたは泣いてないか。苦しくないか。ひとりぼっちじゃないか…そればっか思うよ。だから、そんな時は俺がいるから。あんたを笑顔にさせるから。なんでも言ってくれよ」



「な、何言ってんの。あったばっかなのに、大袈裟すぎ////」



こ、こんなんじゃ…まるで告白じゃないっ///



「大袈裟じゃない。あんたは、俺のすべてだから…」



「なっ////」