重罪恋愛

「そっか。じゃあ、決まり!」



「せっちゃん、浴衣は任せて!」



「え、アキ、浴衣まで用意してくれるの?」



「うん!!遠慮しないで!ていうか逆に着て欲しいんだよ、俺達は。可愛い可愛いせっちゃんのためにね」



アキはウインクをした。



「そーそ!せっちゃんはせっかく可愛いんだから、おめかしたっくさんした方がいいのっー♪」



ゆづがあたしの手を包むように握り締めてニコッと笑った



「あ、ありがとう」



おめかし、か...。