キミの背中


「ひとりで喋ってるとこ悪いけど、そろそろ行くぞ」

『うんっ!楽しみだね〜』

「そーかー?俺のメニューだからきついと思うけどな〜」

『でも!楽しいんだよ!陽向とやるから!』

……ボンッ!
陽向急に赤くなったな、熱でもあるとか?!

『え?!陽向大丈夫?!熱?!』

心配して聞いたのに

「うん、全然違うから。」

真顔で否定されたよ、まったく。
心配したのに。
でも熱じゃなくてよかった〜

(なんで無意識にそんな事言うかな、、←陽向の心の中)

『とりあえず、公園行こっ!』