野グッチ先生は、多分俺に好意がある。今日も、藍と遅刻気味で行ったら、俺だけ呼ばれた。


「あ゛ぁ…めんど」


「フッ…どんまい!」


「鉄⁉︎何か用かよ」


「相変わらずだね、翔。用がなくて声かけちゃダメなわけ⁇っていうか、今日もお呼び出しくらってるの⁇」


「そうだけど⁇」


俺に話しかけてきてるのは、北条鉄鬼。従兄弟だ。先月この町に引っ越してきた。
まあ俺の「親友?」だ。