帰宅して、早速夏惟の部屋に行く。

「あーっっ。なんか緊張する!
人前で歌うのなんて久しぶり。」

「音流すよ。いい?」

「……うん。」


〈♪――――――――〉

海織里の歌声に夏惟は圧倒され、めを離せなくなった。

そして歌い終わり海織里はひと段落つく。

「ど、どうだった?やっぱり下手だった?」

「すごい鳥肌だった。 さらに上手くなってる。」

「ほ、ほんと!?やった!」

「俺も曲書くの頑張る。」