コップに水を注ぎ渡すが首を横に振るばかり。

「やらぁ。夏惟が一緒の高校じゃないとやらぁ!」

「やべぇ。落ち着け、もう寝ろ。」


水を置き、次は海織里を運ぼうと立たせる。

「やらぁって言ってるれしょ!」

「お、落ち着け!暴れんなって。」


―――ドタッ!


海織里が暴れたため、夏惟が下敷きになり海織里が押し倒したような体勢になった。


「海織里、さすがにこれは俺の理性がやばいって……。」