「そうそう。告白したい人もたくさんいるけど夏惟がいつも一緒にいるからしてこないだけだよ?」

紅麗羽がつけたす。

「ええ!?そうだったの!?」

驚いていると夏惟も言う。

「海織里は鈍感だからしかたない。」

「でも、夏惟も人気だよ?」

紅麗羽は椅子に座りながら言った。

「それは知ってるよ!夏惟は昔からすっごくモテモテだもん!」

海織里はうきうきしている。

「ふふっ、なんで海織里がうきうきしてるの?夏惟君の話になると、いつもこんな感じよね〜。」