すると、紅麗愛と紅麗羽は集まっている人達に手を振る。


「「「「「キャー!」」」」」

手を振っただけでこの有様だ。

「毎日毎日こんなんで、嫌にならないの?」

海織里は紅麗愛に訊ねる。

「好かれるのは嬉しい事じゃない?」

紅麗愛が喋っていると紅麗羽も入ってきた。

「全然嫌じゃないよー。お弁当持ってこなくていいし。」

「それが狙いだろ。」

夏惟は紅麗羽にツッコミを入れる。

「いいなー。2人とも美男美女で……。
私も美女になりたーい!」