「夏惟ー!起きて!」

海織里はカーテンを開けながら夏惟を起こす。

「うーん。眠い。」

夏惟はまた寝ようとする。

「朝ごはん作ってあるから、はやく起きて!」


「ふぁぁあ。……わかった。」

夏惟はあくびをしながら、朝ごはんを食べに階段を降りた。

「やっぱり朝、弱いね〜。」

「うん。朝嫌い。」

「私は朝好きだな〜。
それじゃ、いただきます。」

「いただきます。」