次の日の放課後、海織里、紅麗愛、紅麗羽は夏惟の教室へ直行した。


「か、夏惟!ちょっといい?」

想いは通じ会えたけど、何かまだぎこちなさがある。


「う、うん。ちょっと待って。」

夏惟は慌てて帰る支度をすると、こちらにやってきた。


「大事な話があるんだけど……カフェでも行かない?」

「わかった。」

納得すると、この前の駅前のカフェに行く。

「で、話って?」