*いつかの君と夏を探しに*

気づいた頃には授業が始まっており、1時間目はほぼつぶれたので2時間目から参加。


「それじゃあね、夏惟。」

「うん、また。」


別れを告げ、それぞれの教室へま向かう。


海織里は早速、紅麗愛と紅麗羽に全てを話した。


「ほんと……うぅ、良かっわね。海織里。」

紅麗愛は泣きながら喜んでくれる。

「ほんと、良かったな。やっと叶って。」

紅麗羽も笑顔で喜んでくれた。


「うん!2人ともありがとう!」