「うん。興味ないから。」

「そ、そうか〜。」

そこから一変、夏惟の様子が少しだけ変わる。

「俺は大丈夫でも……。」

「大丈夫でも、なに?」

海織里が聞き返す。

「ううん。やっぱり何でもない。」

「なに?教えてよー。」

「あ、コンビニ着いた。」

夏惟は答えずに濁らし、コンビニにそそくさと入る。

「どれがいい?」

「うーん。悩むな〜、どれにしよう。」