紅麗羽はにやにやしながら海織里に言うと、恥ずかしくて顔が赤くなる。


「そ、そそそそんなことないもん!」

「そうかしらね〜?」


紅麗愛もおちょくってきた。


(さ、さすが双子だ……。)


話をしていると夕方になり、そろそろ帰ることにする。

「2人とも明日から仕事がんばろうね!
バイバイ!」


いつも通り二人より先に電話を降り、改札口を出た。

すると、先程見かけた煌也がいる。