窓の外を見るが雪は降っていないようだ。

「……夏惟。風邪引いてないかな。
大丈夫かな。」

心配しながら学校へ行く支度をして、家を出た。


教室へ行くと、四季の話題ばかりしている。


(あたりまえ……か。)


そんなことを思いながら、紅麗愛と紅麗羽に挨拶。


「2人ともおはよう。寒いね。」


「 「おはよう。」」

「ほんと、寒いわね。タイツ履いてきちゃった。」