君と僕の約束



「こんばんは。」

その日の夜私は夏凪翔と一緒に賢迅の家に行った。

今には既に美夜と賢迅が座っていた。


「そこに座りなさい。」


そう言われたので私たちは美夜たちの横に座り、村長と向かい合うかたちになった。


「お前達にも話さないと行けない時が来たようだ。」


そう言って賢迅のおじいちゃんは語り出した。