君と僕の約束



「えっ?」

「本当か夏葉?!」

「そ、そうですけど...」


『有り得ないぞ。』 『さすがだな。』 『やっぱり違うな。』


宵妖退治師の先輩方も驚いていた。


「いいか夏葉。還力にはひとそれぞれ限界がある。お前らが倒した3体は光ランクだ。宵妖のなかでもトップの力を持った奴等だった。」


村長は淡々と話した。


「それを3体同時なんて、1体だけでもありえないぞ。」


私はよく分からなかったが、夏凪翔の息切れを見てどれだけすごい事かはわかった。


「今夜うちに来なさい。」


そう言うと村長は帰って行った。