生徒会長は歯ぎしりをしながらも、腕時計の時間は気にするぐらいの余裕はありそうだった。
「歩夢くん部活に入るって学校のルールを破ってるの?」
「ああ。歩夢とその友人の二人、合計三人が部活に入っていない。あの不良どもめ」
不良……。
その言葉が歩夢に似合わなすぎて違和感がある。
確かに女の子に優しすぎる所はある、色んな女の子と同時に付き合っていて何度が修羅場になってるのを利香も目撃してしまう事はあったけれど。
けれど利香にとっては良いお兄ちゃんだった。男女の仲ではなく、一緒に居る分には気が置けない性格で馬があう。
「会長、時間です」
「ああ。利香、昼食を一緒にする時間はあるか?」
「今日はみもなちゃんとー」
「そうか」
少し寂しげに眼鏡を人差し指であげると、肩を落として廊下を滑って行った。
すっかり格好良くなって、利香のますます自慢の兄だ。
でも、それも利香が勝負で理事長に勝つまでの、短い時間だろうけど。
利香はにたりと笑う。
「歩夢くん部活に入るって学校のルールを破ってるの?」
「ああ。歩夢とその友人の二人、合計三人が部活に入っていない。あの不良どもめ」
不良……。
その言葉が歩夢に似合わなすぎて違和感がある。
確かに女の子に優しすぎる所はある、色んな女の子と同時に付き合っていて何度が修羅場になってるのを利香も目撃してしまう事はあったけれど。
けれど利香にとっては良いお兄ちゃんだった。男女の仲ではなく、一緒に居る分には気が置けない性格で馬があう。
「会長、時間です」
「ああ。利香、昼食を一緒にする時間はあるか?」
「今日はみもなちゃんとー」
「そうか」
少し寂しげに眼鏡を人差し指であげると、肩を落として廊下を滑って行った。
すっかり格好良くなって、利香のますます自慢の兄だ。
でも、それも利香が勝負で理事長に勝つまでの、短い時間だろうけど。
利香はにたりと笑う。



