「俺が365日の栄養メニューを考えてやるから」
「えー。私、そんなの三日で守らなくなるってば」
「食べなさい! 寮に入れるぞ」
兄にお腹をツンツンされたので、利香もツンツンすると、なんだか楽しくなってきたようだ。
途中で楽しそうだと千昌も混ざり、みなもも混ざり、四人でツンツン笑いながら脇腹を狙った。
「俺も混ざりたい」
ぼそっと本音が出たのは、流石の女たらしの歩夢。
「止めとき。生徒会長、フェイシングの団体で二位になっとる。お前なんか一発でお腹貫かれるで」
「お前、なかなか訛りが取れないよな。餡パンまだある?」
「まじかい。あ、あるですよー」
二人がパンをごそごそし出すと、また女の子たちが何人も列が切れることなくパンを買いだす。
「あら、歩夢くん、混ざらないんだ」
「この俺が八つ裂きにしてやるというのに」
「……お兄ちゃんも素直じゃないよね」



