その後、短くなってしまったお昼休みは、生徒会長が自転車を乗り回しお弁当を教室まで取りに行ってくれたので、利香もメロンパンを半分渡した。
忙しい中でも生徒会長は利香の為にちょくちょく時間を作っては会いたがる。
その忙しい中で利香との時間を作るのは大変困難な事なのだが、感情を面に見せないので気づく人は少ない。
溺愛故の行動が誰にも気づかれないのならば、表情が分からなくても良いのかもしれない。
「体育館からお前を見つけたらパンしか食べていなかったから思わず千昌と悲鳴を上げてしまった。野菜もいっぱい食べなさい。そして健康にいいものばかり食べなさい」
「めろんぱん、美味しいもん」
「確かに美味しいかもしれないが、だが甘いモノばかりは馬鹿になるぞ」
「聞こえてるんだけどー」
生徒会長の深いため息に被せるように、歩夢が冷たい言葉を吐き捨てた。
体育館の隣、校舎に囲まれるように存在している中庭で、生徒会長と歩夢は睨みあう。上からも周りからもなかなかなギャラリーだった。
「お前の馬鹿は、甘いモノからではなく、天性的じゃないのか?」
「ふ。お前の秘密は生まれた時からだから天性的な秘密ー?」
歩夢の発言に、生徒会長が鼻の上を押さえて首を振る。呆れて言葉も言えないと言ったご様子。
忙しい中でも生徒会長は利香の為にちょくちょく時間を作っては会いたがる。
その忙しい中で利香との時間を作るのは大変困難な事なのだが、感情を面に見せないので気づく人は少ない。
溺愛故の行動が誰にも気づかれないのならば、表情が分からなくても良いのかもしれない。
「体育館からお前を見つけたらパンしか食べていなかったから思わず千昌と悲鳴を上げてしまった。野菜もいっぱい食べなさい。そして健康にいいものばかり食べなさい」
「めろんぱん、美味しいもん」
「確かに美味しいかもしれないが、だが甘いモノばかりは馬鹿になるぞ」
「聞こえてるんだけどー」
生徒会長の深いため息に被せるように、歩夢が冷たい言葉を吐き捨てた。
体育館の隣、校舎に囲まれるように存在している中庭で、生徒会長と歩夢は睨みあう。上からも周りからもなかなかなギャラリーだった。
「お前の馬鹿は、甘いモノからではなく、天性的じゃないのか?」
「ふ。お前の秘密は生まれた時からだから天性的な秘密ー?」
歩夢の発言に、生徒会長が鼻の上を押さえて首を振る。呆れて言葉も言えないと言ったご様子。



