「林檎くんにレオ、歩夢も入ってるわよ? それに綾小路先生」
「俺も入ってるのか。で、ロケばっかの林檎まで」
「えー、先生はイケメンだけど先生ってカテゴリだから違うわよ。イケメン四天王は近衛くんよ」
「いや、近衛君って女の子と話してても見た目怖いままじゃん。駄目よ駄目」
「はあ!? 近衛君だし!」
歩夢や利香そっちのけで、公式イケメン四天王の四名を争いだした。失恋というよりは、大好きなアイドルに熱愛発覚程度なのだろう。
「とにかく、あんた達のせいで目の保養が奪われたんだから! 特に部長の兎輝 利香。この責任取りなさいよ!」
「歩夢、てめー賢次郎が三年の絶世の美少女垂らしこんだんだから責任モテよ」
男子たちも竹鶏や菫の熱愛に涙を流し保健室へやってきたようだった。
「近衛君、今、肩痛めてるみたいだし私の御守りも渡してよ」
「私もよ」
「私も」
次々に皆がリボンを解くと利香へ押し付けた。でもそれを利香はやんわりと押し返す。
「直接、近衛先輩に言って下さい」



