三月ウサギは恋をする!?



「貴方、軍願寺やら軍艦巻きやらしらないけどね!」

「あら美味しそうな名前ですね、軍艦巻き」

朝部のおかげでお腹が空くのよね、と彼女は付け加えたが、それは竹鶏の更なる怒りを買うだけだった。


「一年のくせに! 三年の部長に反抗的な態度! 嗚呼、時代なのかしら。それとも私がこの金持ちしかいない学校で唯一の庶民だから? 庶民の肩身の狭いこと。嗚呼、悲しきかな」

「馬鹿にしていませんよ。ちょっとキンキン声で耳が痛くなるけど。冷静に話しませんか?」

のんびりと受け答えをするみなもを竹鶏は更に睨み付ける。


「私は皆の先生ですよ。部長さん。それに私ははっきり言っています。生徒は卒業するまで皆、平等に私の生徒です。特別なんていませんしなりませんよ」