ピー！

（あ、でた）

私は頭部菅から口をはなした

「すごい！音でたね！」


先輩はパチパチと拍手をした

「はい！すぐに出ちゃいました！」


「たぶんあなたはフルートに向いているのかもしれないね！」


「でもフルートになるかどうか心配です」


私はフルートをじっとみた


「いやいや！あなたならフルートになる確実高いよ！頑張って！」

先輩はガッツポーズをした

「はい！頑張ります！」

私は元気よく返事をした、すると先輩はこうアドバイスをしてきた


「うーんと今音でたんだけどね、息の流れがちょっとおかしいかな、口の形は全然いいから息の流れをここの穴のほうに入れる感じで意識してみて！」

先輩はそっと唇を触った


「はい！やってみます！」

私はそれを意識してもう一度吹いてみる

ピー！ピー！


「そうそう！そういう感じ！上手いじゃん！フルート！」


「あ、ありがとうございます！」


すると先輩がこう聞いてきた

「そういえばあなたの名前聞いてなかった！名前なんていうのー？」


「石原ひなです！」

私はそう答えると先輩はにっこりと笑った

「ひなちゃんか！可愛い名前だね！彼氏とかいるの？」

「いや、いないです！」

「えーこんなに可愛いのに？男ってばひどいやつね」

先輩はぷぅと頬をふくらませた

「先輩はなんていう名前ですか？」

私は先輩の名前を訪ねる

「私は、田中愛！」

「愛先輩ですね！わかりました！」

「うん！」

愛先輩はコクンとうなずいた

すると…

「愛ー！」

誰かが先輩をよんでいる