「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!」

何!!?うるさ………
遙「噂をすれば王子のお出ましだね」
華「王子……ねぇ」
遙「あ、そうそう。王子って言えばもう1人さ〜」
華「はぁ…もういいし」
遙「そう言わずに!!聞くだけでもっ!ねっっっ!!」
華「わかったわかった!!わかったから顔を寄せるな!」
遙「ふっふっふ…それでよろしい」
何様だお前は……。
遙「もう1人は新藤奏斗ーkanato sinndoーって言ってこれまた三拍子揃った王子様なワケよ」
華「それで??」
遙「相楽くんとは親友。だけど性格は対照的」
華「………なんでそんなに詳しいの?」
遙「認めたくないいんだけどね?」
華「うん」
遙「その新藤奏斗とは……」
華「うん」
遙「幼馴染みなんだよ」
華「へぇ〜……って…はぁぁぁぁ!!?」
遙「ちょっっ!!しー!」
華「あ、ごめん…」
遙「これ知られると何かと面倒だから隠してるんだけどね」
そりゃ隠すわ………。
奏「なんの話だ?」
遙「っげ……」
うわぁ……嫌そうな顔……
遙「アンタ何してんのよ。バレたらどうすんの?」
奏「あぁ?知るか」
うっわ〜なか悪……
柊「何々〜?何してんの?」
げっ……この人まできたら終わりじゃん
「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
み………耳…耳が…
「いいな〜…逢沢さんと伊阪さん…」
「ね〜〜〜…」
「でもあの2人ならしょうがないよね…」
「うんうん。勝ち目ないもん…」
うわ〜ほら言わんこっちゃない……
絶対悪口だよ…