ガラッ

遙「わーお。意外に知らない人ばっかし」
華「知ってても覚えてないだけじゃない?」
遙「確かに〜(笑)」
華「馬鹿だから(笑)」
遙「え………。」
華「何?」
遙「自覚したんだね…!!!やっと…やっと!!!私は嬉しいよ!華鈴!」
殴りたい………。
事実だけど殴りたい…
遙「あ、今年このクラスうるさくなるかもだよ。」
華「なんで?」
遙「相楽柊がいるからね〜
相楽柊…………?誰??
遙「まさかとは思うけど華鈴……。知らないの?」
華「知らない」
遙「ここまで馬鹿だったなんて……!!」
華「シバいたろか?(怒)」
遙「ごめんごめん(笑)」
華「で?誰?相楽柊って」
遙「あ、本当に知らなかったんだ…てっきりジョークだとばかり…」
華「はいはい。もーいいから教えて」
遙「相楽柊は王子って呼ばれてんのよ」
は…?王子?
華「金持ちか」
遙「ちゃうちゃう。もんのすっっごーい!!!!イケメンなの」
顔かよ。
遙「し・か・も!!容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群と言う三拍子揃った完璧と言っても過言ではない人なんだよ!」
華「へぇ〜」
遙「反応薄っっ!!」
いやいや…だって興味ないし…