ある日の彼女






「…すねてるの?」

俺の好きな、
彼女の少し鼻にかかった声。

(…そういえば、初めて聞いた時から好きだったなあ)

「別に…」

大人気なくそっぽ向く俺に、右側にいる彼女はきっと苦笑いを浮かべているだろう。