ある日の彼女







にくたらしい笑顔にムッとする。
キッチンでコーヒーを淹れてる彼女の後ろから、わき腹をくすぐった。

「キャ!…ちょっと、コーヒー淹れてるのに危ないでしょ?」

と、低い位置から俺を睨む。
20センチも身長差があるんだから、
どう考えても上目遣いにしかならないことを、いい加減分かってほしい。
その顔が、どれだけ男心をくすぐるかということを。