初恋という名の奇跡。



「よぉ」


柊翔くんの髪型は
ワックスでアレンジしてあって
いつもより何倍もかっこよかった。


服だってもちろんかっこいい。


私もお気に入りの服でお洒落した。



「呼び出して悪かったな」
「ううん。話って。。何?」
「どっか、いこ」



柊翔くんは歩き出した。



電車に乗って
海が見える駅で降りた。