初恋という名の奇跡。



「じゃ、またな」
「え?あ、待って」
「ん?」
「今日もあそこでダンスするの?」
「あぁ、するよ」
「見に行っても、いい?」
「うん」


そう言って柊翔くんは教室を出た。



バクバク。。



私の心臓は今にもはち切れそうなくらい大きく鼓動した。



こんな気持ち


初めてだ。。



軽い足取りで寮に帰ると
途中で里緒菜と出会った。