初恋という名の奇跡。



「はぁ?舞湖ちゃんがおれのDJ聞きたいっていうからさ」
「。。。」
「ご、ごめんね。。」
「あっそ」


素っ気なく答えられた。



「怒ってねーから」
「ほんと?」
「お前ほんとわかりやすすぎ。
お前、補習になったんだろ?おれと」
「う、うん」
「てか、早くお前ら離れろよ。いつまでくっついてんだよ!」



そう言って柊翔くんは私の腕を掴んで
ソファから立たせた。



「柊翔くん。。」


柊翔くんは私の手を引っ張って歩く。




「これ、お前に」
「えっ?」


龍平くんから見えないところに行って
柊翔くんが渡してくれたもの。