「舞湖。。」


ゆっくり目を開けると
柊翔くんがいた。



「柊翔くん。。」
「おはよ。朝だよ」
「おはよ。。」



屋上で寝ちゃった。



今日は月曜日。



退院する日だ。



「今日、退院するんだ」
「そっか、おめでとう」
「ありがとう」
「でも、ごめん。。今日、仕事で。。」
「うん、わかった。がんばってね!
でもその前に。。」


私は柊翔くんの顔を両手で包んだ。



「顔の傷の手当て。。させて」